犬夜叉人形コスチューム
犬夜叉の着物と上衣と袴です。
とりあえず見える部分から想像して作成しました。
着物（小袖）
カッティング。
袖はたもとがない筒袖です。
縫い代は千鳥がけにしましたが、ミシンステッチのほうがスピーディです。
着丈は短め。これよりもっと短いほうが着せやすくはあります。
着物人形の長襦袢の作り方と似たようなものですが、ずっと簡単です。
上着
上着は水干（すいかん）というもののようです。
牛若丸が着てるでしょ、ああいう感じ。
袖は着物よりも大きめで、身ごろはやや狭くします。
身ごろの脇は縫い合わせません。
袖は後ろ身ごろの一部分にだけ縫いつけます。
袖口にくくりひもを縫いつけます。
衿はスタンドカラーで、一般の水干よりも広くします。
衿の後ろ中央と左端に紐をつけます。
縫い代は千鳥がけなどでまつります。
パンツ
ハーレムパンツのような袴です（小袴または括り袴というらしい）。
デザイン的には、全体を細くしたり、スリットや股上のくりを小さくするなど、洋風に仕上げたほうが見映えが良いようです。
現代のパンツと違って、前のほうが幅広です。
股上を縫います。
前後を脇で縫い合わせます。スリット部分は縫い残します。
後ろ脇のスリットは裏側に折って千鳥がけ。
前は表に細く三つ折りして、糸が見えないように縫いつけます。
タックを折ります。前タックは４本。
後ろは２本です。
前後の紐を縫いつけます。前を長めに。
裾の縫い代を折って縫い、細いひもを通します。
