フェルトを2枚縫い合わせてわたを詰めた、平面的な頭です。
形がシンプルだから、目や口の描き方で個性が出ます。
なお、フェルトの代わりに、薄い布で裏打ちしたストレッチ布を使う方法もあります。
マスコット人形の頭や猫耳ドールのボディなどがその例です。
フェルトにしるしをつけ、詰め口を残してまわりを縫います。
縫い代3~5ミリつけて切り抜きます。
表に返し、耳の付け根にステッチをかけます(ミシン縫いまたは返し縫い)。
わたを詰め、詰め口をラダーステッチで閉じます。
顔を描き、頬紅を塗ります。
チビウェディング人形はアクリル絵の具で描いていますが、フェルトには絵の具がつきにくくて、描くのに苦労します。
今回は別布に描いた目を切り抜いて、ボンドで貼りつけました。口はサインペンで描きました。
目を切り抜くとき、ほつれるおそれがあるなら、裏側に薄くボンドを塗って乾かしてから切るといいでしょう。
不織布の接着芯を使うと、わりと描きやすいし、ほつれないので楽です。
インクジェット用布にプリントして切り抜くとか、アイロンプリントなどの方法もあります。
プリントできる好みの目があれば、ですけどね。
普通のボタンも目に使えます。
ボタンより少しだけ大きな円形に切った白いフェルトにボタンを重ねて、いっしょに縫いつけます。
口は刺繍糸です。鼻として、丸く切ったフェルトを貼りました。
髪はファー布です。作り方事例はこちらに。
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