1/2 少女人形　胸と腕

背中から胸へ糸を通して谷間を際立たせます。長い針と丈夫な糸が必要です。
腕は肘だけに関節があります。

胸の丸み

首の芯をボディに差し込んで太い糸で縫いつけます。
布関節人形の首のつけ方もご参考に。

肌布をボディにかぶせます。

胸をくっきりさせます。順序はこの通りでなくてもかまいません。
背中の布をめくって針を入れ、正面に出します。

その糸を数センチ下から背中へ戻します。
再度正面に出し、胸のふくらみの下から左わきに渡し、右わきへ針を出します。

右胸の下へ糸を沿わせ、正面から背中へ針を出します。
糸を留め、背中の布を下ろします。

わきの下に糸端が見えますが、これは完成後に両サイドがふくらみ気味で腕が浮いてしまうので、引き締めるため、左右に糸を渡して引き締めたものです。

肌布の開き口を縫い閉じます。

腕を作る

腕の作り方は布関節人形を参考に。
手首に関節がないので、いくぶん簡単。

腕の土台を肩に縫いつけます。
腕カバーをまつりつけます。カバーと土台の間には、内部に少しすきまができ、動きやすくなります。
布関節人形のように、まとめて縫いつけてもけっこうです。