この耳は赤ちゃんと同じタイプですが、布関節人形の型紙を使うこともできます。
髪の色や素材もさまざまなバリエーションがあります。好みで選びましょう。
ここまで来て、首の皮のたるみが気になっていませんか。
私が作るほかの人形でも同様ですが、太い頭と細い頸をシンプルな1枚布で覆うと、どうしてもくびれの部分に負担がかかります。
手ぬるいそわせ方では顎なし人形になるので、側頭部の布をぎゅっと引き上げるのがコツです。
ただしこのようにヒップまでの一体型では、引き上げ過ぎると肩に影響が出て配分が難しいので、頸にゆとりを持ったパターンにしています。
慣れたかたは自分のやり方に合わせて型紙を補正するとよろしいでしょう。
頸をもっと細く縫うとうまくいく場合もあります。後ろの縫い目が引きつるならボンドを塗るなどの補強が必要です。
すでにたるんでしまっているならば、スチームアイロンの蒸気を当てると多少は収縮します。
それでも無理ならば、透明糸を顎の下に渡すと引き締まります。糸端は耳がつく部分に隠します。
この写真では、見やすいように白糸を使っています。
耳を縫ってカットし、表に返します。
ちょっぴりわたを詰め、こめかみに縫いつけます。
髪はほかの人形を参考にしてください。基本の人形、布関節人形、猫耳ドール。
ここではじかに貼りつけるのではなく、頭皮を介しています。
将来貼り替えることも可能です。
頭皮のダーツを縫います。
頭皮を頭に縫いつけます。
毛糸の束を縛ります。
ボンドで頭皮に貼りつけます。
好みの長さにカットします。
これで人形本体のできあがりです。
完成写真は無念ながら割愛させていただきます。事情はブログ猫目淡々のどこかに書いております。
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