一番かわいい盛りといわれる、生後2、3か月の子グマを想定して作りました。
流線型の親ぐまに比べると、丸くてころころしています。
頭頂までの高さ9センチくらい、鼻先からお尻までの長さ12センチ。
しっぽはつけていません。
縫い代を4、5ミリつけてカットします。
左右ボディを鼻と背で縫い合わせ(A-IおよびC-D)、頭中央を縫いつけます(C-B-A-B-C)。
おなかをボディに縫いつけます。おなかの中央は返し口です。
表に返します。
わたを詰め、返し口をラダーステッチで閉じます。
鼻のまわりの毛を短くカットし、鼻と口を刺繍します。目をつけます。
耳を縫い、表に返します。耳の毛は短くカットします。
この例では厚手のファーを使ったので、耳の返し口の縫い代を省きました。
切り口には少量のボンドかほつれ止めを塗っておくとよいでしょう。
薄い布なら、返し口の縫い代を折り込んで閉じます(母ぐまと同じ)。
耳をふたつに折り、くぼんだ部分が薄黒くなるように着色します。(アイシャドウ、鉛筆、サインペンなどを使用)
耳を縫いつけます。少々ずさんにつけても、毛に埋もれて糸は見えません。
同じ型紙を使っても、材料が異なると、大きさも違ってきます。
向かって左は薄手の伸びない布(ビスコースというらしい)で作りました。