ふっくらもこもこ、ひつじのぬいぐるみ。高さ18cmくらい。
四つ足立ちのややリアルタイプでも、太いボディと短い脚で愛嬌じゅうぶんです。
ひつじぬいぐるみは、ファー選びがポイントです。
ストレートな毛足の布ではなく、ふわふわしたもの、ウェーブのあるものが向いています。
手持ちのカールファー3種。
上段Aはプードルぬいぐるみの余り布。市販のプードルファーにはもっとくるくるしたものが出回っています。そちらのほうが、より羊らしくなるでしょう。
Bは今回の作成例に使いました。渦巻いた毛先がシープっぽいけど、遠目にはストライプ柄なので、ひつじぬいぐるみにはいまいちかも。
Cはネットショップで、ダッ○ィータイプとして売られていました。ストレート気味の毛の下にカール毛が隠れていて、毛先をカットすると縮れが激しくなったように見える、ちょっと変わった布です。
型紙は2枚です。A4用紙にプリントして切り抜きます。
用紙の余白を最小限に設定しないと、はみ出るおそれがあります。
5、6ミリの縫い代をつけてカットします。
顔、あご、耳、脚など(型紙で薄青い部分)の毛を短くカットしておきます。
顔や脚などを別布にすると、毛先カットの手間が省けます。
続け裁ちのほうが縫うのが楽だし、ナチュラルなイメージもありますけど。
黒い顔のひつじの耳・顔・脚は、3ミリくらいの短毛ファーです。
鼻と口は黒い糸。脚にはプラスチックペレットを入れました。
白い顔のひつじは、顔と脚がフェルト製。外耳はファー布です。
どちらも針金は使っておりません。