凹凸のある顔がこの人形の特徴です。
目を窪ませたり、まつげを植える際は、長い針が必要です。
立体的な顔にするために、目と唇を糸で引き締めてくぼませます。
針は長くてあまり太くないものを、糸は8番カタン糸を使います。
糸の引き方で、表情がある程度定まります。
目が上のほうにあると大人っぽくなり、たれ目は優しい感じです。
唇の端は上下の脱脂綿の端が合わさる位置になります。
目尻・目頭・口端に、印のまち針を刺します。
針を唇の端に刺し、後頭部から出します。
糸を針から抜き、前側の糸端を通します。
もう一方の唇の端へ針を刺します。
後頭部から糸を出し、玉留めをします。
これで唇の溝ができました。
目頭から後頭部に針を通します。
目頭側の糸端を針に付け替えます。
糸が出ている場所から2mm横に針を刺し、後頭部に出して留めます。
同様に、目尻にも糸を引きます。
もう片方の目もくぼませます。
糸を付け替えるのは面倒ですが、正確な位置に刺すためです。
後ろから針を入れても、もちろんかまいません。
目の形に切り抜いた厚紙を当て、輪郭線を描きます。
まぶたの線や虹彩、眉なども下描きして、雰囲気を確かめます。
アクリル絵の具で唇を塗ります。
引いた糸が隠れるように塗りましょう。
目と眉を描きます。
白目を塗ると表情が落ち着きます。
目や唇の色使いや塗り方はお好みでどうぞ。
必要なら目の例を参照して形を決めましょう。
先に目の内側を白く塗りつぶし、その上に虹彩や瞳を描く方法もあります。
頬紅やアイシャドーをつけると、より立体感が出ます。
濃すぎると化粧をしたみたいになるので注意しましょう。
顔布の頂上を土台に縫いつけます。
首の布は縫いつけません。
まつげを植えると、顔に陰影が出ます。
まつげの材料として人造毛を使いました。人毛も使えます。
15cm以上の毛が100本以上必要です。
下まつげまで植えると、たぶんブキミだから、下は描くほうが無難でしょう。
細い毛なら3本、太めは2本、いっしょに針穴に通します。
上まぶたの縁から後頭部へ刺します。
両端に余裕を持たせて、針を抜きます。
新たな毛を針に通し、1mm弱隣へ刺します。
まぶたの線の端から端まで刺します。
後頭部の余り毛をボンドで貼りつけます。
ボンドが乾いたら、前からまつげを引っ張って、抜けないことを確認します。
まつげを好みの長さに切ります。目尻と目頭は短めに。
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