同じ型紙、同じ布を使っても、全く同じぬいぐるみはできません。
耳の位置、目の大きさ、鼻や口の刺し方などで個性が出ます。
ボディにわたを詰めます。
鼻先や脚の付け根に空間ができないよう気をつけましょう。
詰め終わったら、返し口をラダーステッチで閉じます。
5番くらいの刺繍糸を使って、鼻と口を刺繍します。鼻はサテンステッチです。
(刺繍糸を切らしていたので、ここではミシンステッチ糸を使っています。)
目の位置に穴をあけ、目玉ボタンを縫いつけます。目の色はダークブラウン。
糸端を反対側の耳の位置に止めると、耳で隠すことができます。
ボタンアイではなく、ワッシャータイプの目を使う場合、表に返す前に取りつけておきます。
耳の返し口を閉じ、耳の根元をV字に折って頭に縫いつけます。ラダーステッチを使います。
アクリル絵の具で背中に白斑を入れます。
できあがり。
これは試作の子鹿です。
スエードふうの布を使ったので、同じ型紙でも、ほっそりと長身になりました。
鼻はプラスティック製の市販品。